2013年3月28日

植物学者ダーウィン アレン『ダーウィンの花園』

ダーウィンの花園―植物研究と自然淘汰説ダーウィンの花園―植物研究と自然淘汰説
ミア アレン Mea Allan

工作舎 1997-01
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ミア・アレン『ダーウィンの花園』羽田節子・鵜浦裕訳、工作舎、1997年

チャールズ・ダーウィンの伝記ですが、彼の植物学者としての面にスポットライトを当てた一冊です。400ページ近い本でぎっしり書いてあるので文章量はそこそこありますが、読み物風で楽しく読めました。

特に、『種の起源』発表以降のダーウィンの植物研究に比較的大きい分量が割かれています。メモ程度に、それらの章のタイトルとキーワードを並べておきます。

10章 大移動 ・・・ 植物地理学、氷河の南下
11章 風変わりなおかしな事実の億万長者 ・・・ 『ランの受粉』
12章 つる、鉤と巻きひげ ・・・ 『攀援植物の運動と習性』
13章 人類の素晴らしい実験 ・・・ 『家畜および栽培植物の変異』、強力遺伝
14章 植物界の殺戮 ・・・ 『食虫植物』
15章 ダーウィンのヒーロー ・・・ 『他家受精と自家受精の効果』
16章 正当な結婚と不当な結婚 ・・・ 『同種の植物における花の異型』、自家不和合性
17章 植物の運動と睡眠 ・・・ 『植物の運動力』、屈光性

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